ノーミソ刺激ノート

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大学からの第二外国語習得のすすめ

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つまらない受験勉強が終わったら外国語を勉強しよう

英語が得意だったならほかのヨーロッパ諸国の言葉を覚えると英語との関連性があって覚えやすいんです。

ほかのヨーロッパ語と比べて英語は新しい言葉なので、単純に作られていて驚くと思います。新しいと単純というのは、ヨーロッパ語には日本語では理解できないような厄介な約束事があるんです。

「文法的性」(男性名詞・女性名詞・中性名詞)です。

英語ではそれがないので日本人がヨーロッパの言葉を学習する際には一番覚えやすいんです。

「なんでそんな面倒なものがあるんだ」と日本人なら全員が思うものですが、仕方ありません。私はフランス語を大学でやっていた時に先生に訊きましたが、あるものは仕方ないの一点張りでした。ネットで調べても結局よくわかりませんし、わかりやすい専門書も見つかりませんでした。

つまり研究がまだ途中なんでしょう。これだけ人類の科学は進んだといってもわからないことだらけなんです。

そこで私の出した結論は「言葉は人間の感覚」ということです。

つまり「これだ」ということは無くて、感じるものなんです。

言葉を体で感じる

例えば東京の地名「山王」がなんで「さんのう」と発音するかは「SAN-OU」でNとOが繋がって発音されると聞けば一応納得されますがそれは文字上の問題で根本的な話にはなりません。

結論で言えば「さんおう」と発音しやすいからです。聞いているほうもそれで納得しているからです。

例えば別に「東京の三王」という造語を作った場合は「さん・おう」と発音するでしょう。それはみんなが知っている言葉ではないから「三人の王」だということをいちいち知らせなくてはなりません。ですから「山王」もはじめは「さんおう」と発音していたでしょうが、みんなが知っている地名になったからこそ発音しやすい発音になったんです。

このように人間の言葉というのは口の中の調子によって発音が変わるということがあります。こういう学問を西洋言語学では「音韻論」、中国言語学では「音韻学」といいます。

日本語でもそうですし、それは外国語でもそうなんです。

「山王」一つ取ってもこんなに文字数がかかりますし、それだけ読んでも何となくしかわかりませんよね。じゃあどうやってわかるようになるかというと、似たような情報を集めて感じるしかないんです。「感じる」ということは、他者から教えられるよなことではないことです。

こういった例を書けば切りがないくらいですし、私自身は日本語と英語、中国語、古代中国語(漢文)、フランス語を齧りましたが、それぞれ本当に無限に思えるほどの例があります。それをまとめたら大博士になれますよ。全白髪になるほど大変だと思いますが。

Don't think. feel

一つの言語で納得いかない、なんでこんな決まりがあるんだと先生に訊くのは簡単ですが、答える側となったら「仕方がない」というほかないんですね。話すとなったら無限に時間がかかります。

ですから自分が勉強して「こういうものか」と「感じる」しかないんです。

この「感じる」というのは楽しんでやらないと感じることはできませんし、楽しんでやれば長時間勉強することができます。

長時間勉強するとある時突然、当たり前のように感じる瞬間があるんですね。

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言語習得は一般的に女性のほうが有利だと言いますね。私は日本語学校で外国人に教えていたことがありますがそれはどこの国の人でも一緒です。

男は「なんで?」と無駄に論理的に考えてしまうんです。考える前に感じろ!

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Don't think. feelです。

これは口頭言語だけではなく筆記でも同じことですね。

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とにかく書きまくればいいと文章力の時も書きましたが、口頭も同じなんです。

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